広東語の勉強
ブログは毎日書くぞ!くらいの勢いがないと本当に更新が滞るものですね…。あっという間に数ヶ月…。
まだ肝心の妊娠・出産について書けていないわけですが…
こちらのブログ、思いつくままに書こうと思っていたのに、結局同じようなネタは続けて書きたいという意思が働いてしまい、なかなか更新できずにおりました。
このままじゃ更新頻度は上がらない!と思い、今回はちょっと話を変えて、広東語の勉強について私の経験をお話します。
まず、香港へ引っ越すことが決まってから、日本で広東語を習える場所がないか探してみました。
中国の一方言とは言え、香港と日本メーカーの工場が数多くある地方の方言なので教室が存在するのではないかと期待していました。
ところが、というかやっぱり、なのですが、
私の実家近くの地方都市レベルではそのような教室は存在せず…
(東京の方にはありました)
次に書籍を探してみました。
ネットでは中身が確認できないため、大型書店に行きました。
もちろん実家近くの普通の本屋には広東語の本なんてありませんからね…
ところが、大型本屋でさえも、最大5冊しかありませんでした。
そして、そのどれも表紙が古めかしい…
発行年を確認すると、なるほど確かに古い。
改訂があり、最新版の発行年は割と新しいものもありましたが、中身を見ると白黒&文字ばかりで非常にわかりにくい。
どれもこれもそんな状態で独学で勉強することは諦めました。
香港に引っ越したら何かしら習う機会があるだろうと期待して広東語能力0で引っ越しましたが、友人のおかげでよい講座と出会えました。
そちらについてはまた今度…。
今日のところはこれで。おやすみなさい!
香港の医療事情:救急車
日本では適正利用を呼びかけられている救急車ですが、
こちら香港では気軽に呼んでいいらしいです。
とりあえず何か心配であれば呼んで、
病院に搬送すべきかどうかは救急隊員の方が判断してくれるそうです。
指を切っただけで呼ぶ人もいるんだとか。
そういえば救急車が走ってるのよく見るな。
電話番号は「999」
ここで最大の難関(私にとっては)。
英語で症状を伝えなければいけないんですよねー。
救急車を呼ぶほど慌てる状況なのに
事前に英語を調べてから電話しなきゃいけないという…。
私はここで大失敗…
息子がプラスチックの部品を誤飲したかも!?という状況が
夫の帰りが深夜になる日に起こりまして。
救急車は気軽に呼んでいいと聞いてすぐのことだったので
もうどうしたらいいかわからないから救急車を呼んでしまおうと
999に電話をかけたわけです。
英語に自信がなければ、最初に "I'm Japanese." と言えば
易しい英語で話してくれるとのことだったので聞いた通りに
日本人であることは伝えたものの、続きが出ない!
誤飲ってなんだ?!「かも」ってどうやって言うんだっけ?!とパニック。
結局何もまともに伝えられないまま、住所だけ伝えて来てもらいました。
緊急性はなさそうだけど念のため病院に行きましょう、ということで
救急車で最寄りの公立病院に運ばれ、レントゲンを撮りました。
結果、何も映らず、プラスチックは映らないのよね~と言われ、
じゃあ撮らなくてもよかったじゃん!と言いたくなりましたが言えず(苦笑)、
経過観察のため、大きい小児科の病棟がある病院へ
救急車で送ってもらいました。なんだかVIP待遇。
この頃には息子はご機嫌。
救急車を呼ぶか悩んでいるときにギャン泣きしていたのは
口の中を私が引っ掻き回したからなんだな;;
そして結構重症な患者さんが多い大部屋に入院。
一人超元気で居づらかったので、
夕方まで様子を見る予定だったのに午前中で帰してもらいました。
お会計の時にパスポートを持っていなかったので
息子がちゃんと香港に住んでいる(VISAを持っている)か
確認が取れず、一旦、1000ドルくらい払いました。
公立病院で払うには超高額!
そして後日、同じ病院に行き、
パスポートを提示してお金を返してもらったのでした。
救急車を呼ぶときは香港ID、パスポートをお忘れなく!
以上、救急車体験記でした。
香港の医療事情:公立と私立の違い②
さて、前回書ききれなかった
公立病院と私立病院の細かな違いをつらつらと書いていきます。
★その1:病室の設備
公立病院ではコンセントを私用で使うことができません!
これが地味にきついというかなんというか…
公立病院に入院したのが、私立病院での入院を何回が経験したあとだったので
当たり前のようにコンセントが使えると思っていたのですが
携帯の充電さえもできない>_<;
コンセントは全部医療機器のために使用するものなのだそう。
まぁ税金?で運営していると考えれば当たり前なんでしょうけどね。
入院中に夫と連絡取ったり、調べものしたりで結構携帯を使っていたので
モバイルバッテリーでなんとかしていました。
確かFree Wi-Fiもなかったかと思います。
私立病院ではコンセント使い放題、Wi-Fi使い放題でした。
入院中暇なタイミングもあったので、パソコンを持ち込んでテレビを見てました。
(我が家では日本のテレビをパソコンで見られるようにしているので…その方法はまた後日。)
そして、公立病院には付き添い用のベッドはありません!
私の場合は、夜中に息子が誤飲したかも!?と焦って救急車を呼んで
入院が決まったのは朝方3時とか4時とかだった、
かつ結局何事もなかったので午後に退院し、宿泊する必要はなかったのですが、
周りの付き添いの方は椅子に座って寝たり、
椅子を並べてベッド状にしたりして寝ていました…。
1~2泊ならなんとかなりそうですけど、長期は辛い、絶対。
私立病院ではお金はかかるけど、付き添い用のベッドが借りられます。
まぁ、私が利用した病院で借りられたのは折り畳みベッドだったので
かなり硬かったり軋んだりはありましたがね。椅子よりはましです。
★その2:食事
食事は公立と私立でも違いますが、私立同士でもかなり違いがあります。
公立病院の食事は基本的にお粥だそう。
小児科の食事はお粥オンリーでした。優しい味でおいしかったですよ。
息子がぐっすり寝てたのと離乳食も持って行ってたので
私が早々に平らげたら「え?お前食べたの?」って顔されたけど(笑)
大人が入院すると何種類か出るのかな?
産後はその食事では満足できず、差し入れをしてもらう人も多かったそうです。
私立病院への入院は2ヶ所経験しましたが、
一方はベジタリアンメニューのみ、
一方はレストランで食べるようなサラダやステーキが食べられました。
ベジタリアンメニューも決してまずいわけではないのですが
慣れていないので物足りなさは感じましたね。
実は私が産院を決めた理由の一つに食事がありまして…(笑)
病院見学の時に食事のメニューも見せてもらって
(※見せてくれと催促したわけではありません;スタッフさんの好意です^-^;)
それまでの施設見学も含めて、至れり尽くせりないい印象を受けました。
産後、体力回復のために満足のいく食事が摂りたかったんですよね。
結果、大満足で、出産を控えている友人に積極的に勧めています(笑)
★その3:雰囲気
病院の設備としては大差ないのでしょうが、
私立病院の方が公立病院より明るくてきれいな印象がありました。
私立病院でも建物自体が全部新しいわけではないんですがね。
患者さんの雰囲気もあるんでしょうか。
私立病院に通うのは香港在住の外国人の方が多いです。
要は富裕層なので服装や振る舞いなども余裕がある感じがします。
(我が家は会社で保険に入れてもらってるので私立でも行けます^-^;)
私は出産のときに大部屋を選んだのですが、
他の皆さんが個室を選んでくれるので、大部屋貸し切りでした(笑)
…結局長くなってしまった。
以上、私の経験のみで書いているので
違う場合も多々あるかと思いますがご参考まで。
香港の医療事情:公立と私立の違い①
香港の病院には公立のものと私立のものがあります。
私のイメージでは私立の方が最先端というイメージでした。
しかし香港の公立病院は日本でいう大学病院のような立ち位置で、
(※日本の大学病院へのイメージもドラマとかのイメージですが…)
最先端の医療機器はまず公立病院に導入されるそう。
医師の養成機関という側面もあるそうで、
一度子供関係で入院した際には若い医師を多く見かけました。
それこそ白い巨塔?みたいにベテラン医師1人の後ろに
若手医師が5~6について歩いているところも見かけました。
実際に利用するにあたって公立と私立のどちらを選択するか、
その基準となっているのが、なんといっても料金です。
公立病院は治療費が1日100HKD以下と決まっているようで
1泊2日の入院でも150HKDで済みました。
とある私立病院に1泊2日で入院したときには
7000HKDくらいかかったと記憶しています。どちらも小児科です。
駐在であれば会社が保険に加入してくれると思いますので、
通常の医療費に関してそこまで心配しなくてもいいとは思いますが
出産となると少し話が変わってきます。
出産は基本的に保険が効かないため、この差がダイレクトに効いてきます…。
公立病院で出産すれば400~500HKDあればいいのですが、
私立病院で出産すると、選んだパッケージによっては
100,000HKDかかることもあります。
それに加えて検診費用も考えるとますます差が広がります。
公立病院で検診を受けたことがないので目安がわからないのですが
公立=最大100HKD、私立=最低1000HKDと思っていただいていいかと思います。
一部の会社では出産費用を補助してくれるのですが、
旦那様の会社では一切補助がないという友人は
検診から分娩まで全て公立病院で行っていました。
公立病院でネックなのは言葉の壁と待ち時間です。
日本人が出産するような私立病院には概ね日本人の日本語通訳の方がいます。
待ち時間も30分程度だったかと思います。
しかし公立病院では自力でなんとかしなくてはいけない上、
予約があってないようなものらしく数時間待つこともあるそうです。
と、公立病院は不安すぎて無理~と私は思っていたのですが、
最近公立病院で出産した友人の話を聞くと、
公立病院でも通訳を手配してくれ(現地の方ですが)、
おまけに通訳さんの都合もあるので、待ち時間も短縮されるそう。
あとは患者さんの雰囲気だったり、病室の設備、食事など
細かなところで色々違いが出てきます。
長くなりすぎてしまうので、そのお話はまた今度…。
自己紹介
初めまして。
夫の仕事の都合で香港に住んでいる専業主婦です。
2歳の息子がおり、香港で出産しました。
以前は細々とアメブロで書いていたのですが、
なんとなーく雰囲気が合わない気がして移動してきました;
偏見?思い込み?ですが、あちらは絵文字使い必須、内容は簡潔に、
ポジティブな内容が多い、ネガティブな話題でも絵文字で暗くならないように…
など暗黙の了解があるような気がして、
書くときに頭使うのに疲れて更新が滞っておりました。
読者さんもほぼいなかったので無問題なんですけどね;;
そもそも、ブログを書こうと思ったきっかけは、
香港で出産するか考えているときにブログにお世話になったから。
何も情報がない状態で引っ越す勇気はなかったので
日本人のママさんが書いたブログを参考にさせて頂きました。
ただ、情報が2~3年前のものは当たり前で、かなり古いものもありました。
今では私の情報も古くなってしまっていますが、
少しでも情報を残しておきたいと、役に立てばいいなぁと思い
体験談含め色々アップしていきたいと思います。
その他、香港生活や子育てのことも、テーマは限定せず書いていこうと思います。
つらつらと思いつくまま更新したいな、と。
まずはアメブロで書いていた記事を加筆・修正して書こうと考えています。
それではよろしくお願いします。